香港ディズニーランド旅行記の続き番号ですが、今回はパーク内で落とし物をした時のことを書こうと思います。どなたかの参考になれば・・・
落としてから気付くまで
この旅行中、息子はずっと小さなダッフィーのぬいぐるみを持ち歩いていました。ところがそのダッフィーがいつのまにか行方不明です。Festival of The Lion Kingの鑑賞後、Starlight Dinerでのランチ中のことでした。
ベビーカーを見てもバッグの中を見てもどこにもいません。アクシデントにめっぽう弱い我が家族。息子は大泣き。夫は激怒。その後の食事の味は全く覚えていません。夫に「シアター出た後は持ってた?」と聞いても「持ってたと思う」という「~と思う」の返事しか返ってきません。しっかりしてくれ。
来た道を戻る(ちょっと愚痴)
ほぼ間違いなくさっきのシアターだなと思いながらも、念のためここまでの道中を逆戻りしてみましたがもちろんダッフィーは落ちていません。シアターにも入れそうにありません。キャストに聞いてみようかとも思ったけど、外にいるキャストは落とし物のことは把握していないだろうし遺失物センターに行けと言われるのがオチだと思って、自発的に遺失物センターに向かうことを決めます。
ちなみに、諸事情からショー鑑賞後は夫に息子を任せていました。多くのお母様が同意してくれると思うんですけど、これ、いつも通り私が息子の手を引いて退場してたら起こらなかったことだと思うんですよね。息子の手を引いていつも通り周りに忘れ物がないか確認して退場していれば。突発的に人に任せてしまうとトラブルが起こりやすい。
Lost and Found 1回目
過ぎたことを悔やんでもしょうがないので今できることをします。Lost and Foundは入り口近くのCity Hallにあります。

窓口のキャストのお兄さんに「ダッフィーを落としたんだけど届いてないか?」と写真を見せ、裏を見てきてもらいます。待ってる間に隣の人が落としたであろうスカーフを受け取っているのを見て、ちょっと期待しましたが戻ってきたお兄さんは手ぶら。残念ながら我が家のダッフィーはいませんでした。
毎公演後に忘れ物チェックや掃除をしているとは思わないし、届くなら夜だろうと思ってその場を後にします。
Lost and Found 2回目
そして夜、退園直前に再度とLost and Foundへ向かうと昼間と同じお兄さんが対応してくれました。今日がパーク最終日、明日の朝には香港ディズニーランドを出発してしまうのでこれが最後のチャンス。ですが、お兄さんまた手ぶらで戻ってきました。正直、夜には届いてると思っていました。シアターの最終公演は夕方ごろに終わるし、そのあとは清掃に入ると思っていたのでその時には見つかって夜には届いているだろうと勝手に予想していました。ですが、ダッフィーは帰ってきませんでした。
「もう明日には帰る、明日以降に見つかった場合はどうなるの?」と聞いてほしいと、対応してくれていた夫に頼みましたがなぜか聞いてくれません。(ほんとになんで???)
さ、ないものはもうしょうがないので帰ります。
帰宅後問合せ、そして見つかる、でも・・・
そして帰宅してから数日後、そういえばあの後見つかったのかな・・・と気になり公式ページの問い合わせフォームから質問を送ってみました。すると数日後、知らない香港ナンバーからの着信!これは間違いないなと意を決して通話ボタンを押します。
さて、内容はもちろん、ダッフィー見つかったらしい(笑)しかも予想通りシアター内。保管期間は3か月、その間に取りに来てくださいととのこと。できることは全部やったと思ってたけど、次の回の公演に入って同じ席に座ってみるということもしてみればよかったな、と今更ながら考えていました。
諦めていたけど、見つかったのなら取り戻したいと思い「シンガポールまで送ってくれないか」と頼むと「香港以外の場所には送れないんです」と。なるほど・・・。であれば当初覚悟していた通りダッフィーは諦めるしかありません。「3か月以内に香港へ行くことはできないので諦めます」と伝えますが念のためにとトラッキングナンバーを教えてくださいました。そして、本人でなくても親族などでも代理で受取ができることを教えてくださいました。ナンバーを控えて電話を切り、再度息子に、「ダッフィーは見つかったけどおうちには帰ってこれません」と話をします。悲しそうな顔はしてたけどもう泣いたりはしていません。もしかしたら何度もしつこい母親にうんざりしていたかも。
急展開からの、帰ってきたダッフィー
急展開が起こったのはこの日の夜です。電話の内容を夫に伝えると「知り合いが来月香港に行くよ。代わりに受け取ってきてもらうように頼めると思う」と。・・・え?そんなラッキーなことある?
再度ディズニーランドに「代理人に取りに行ってもらう際の手順を教えてほしい」と問い合わせます。トラッキングナンバー聞いといてよかった!!
必要なものは委任状と、委任者受任者両人の身分証明書のコピーだそうです。委任状のフォーマットは、チャットGPTに作成してもらいました。委任状にはもちろん署名や遺失物の詳細も記載しています。
ということで、我が家のダッフィーははぐれてから約1か月後に手元に帰ってきました。夫がダッフィーを連れて帰ってきたのは夜息子が寝た後。目に見える汚れもありませんでしたが、念のため洗濯しドライヤーなども駆使しながら乾かしました。
そして翌朝、目につきやすい場所にダッフィーを置き息子の反応を見ます。もちろん大喜び。その後毎日ダッフィーを連れてベッドに向かう日々が続いています。新しいものを買い与えなくてよかった。第二のロッツォを生みだすところだった。
以上、我が家の香港ディズニーランド落とし物物語でした!